ガラスの色と世界観

何色のガラスが好きかという問いに、一番多いのは青。そして、赤が人気です。

赤に関しては、ヴェネチアが影響しているのは間違え無いと思いますが。私も、その影響で、赤をよく使います。

あちらのガラスの色は、彩度がが高く、鮮やかなイメージです。

 

日本には、和の色というものがあり、彩度が低く、情緒的で、わびさびとも言える優しい色です。

工房のポットに先日まであった緑は、正に和の緑でした。

私にとって、あまり使えない色だったのですが、思い切って作品を作ってみたところ、大好評で驚きました。

 

 

日本のガラス材料を販売している会社には、和のカラーガラス材料があります。もう少し研究してみようかなと

思います。よく見ると、なんとも言えない美しい色があるのです。偏見は捨てたい。

京都で活動するあたり、もう少し和の色を取り入れた方が、海外の作家との差別化もでき、より目指すヴェネチアと

京都の融合になれる気がしました。

 

弟が、マレーシアに別宅を買って、仕事をしようと考えていたのですが、このコロナ騒ぎで保留です。

でも、コロナが落ち着き、弟が別宅を買ったら、マレーシアで展示をしたいと思います。

あそこらへんなら、師匠の動物を展示するといいのではないかと思うのですが。

最近では、Gacktもマレーシアを拠点に動いていて、動画を見ても、凄く良い場所です。

師匠の展示ができるなんて夢、叶うでしょうか?でも私、占いでは、晩年は海外運が凄いと、何度もいわれているのです。

 

昨日、かかりつけの歯医者さんへ、定期検診に行きました。先生は私の作品のファンで、花瓶を購入してくれています。

当時は、花瓶が豪華で、何の花を飾ればいいかわからないと言っていましたが、昨日は、

神谷さんの作品は、飾る美術品ですねと言ってくれました。

 

デパート等の食器屋さんへ行くと、低価格で、とても素敵な食器が沢山売っています。

私は、あれに勝てるはずは無いと思っています。だから、一点ものの美術品を作りたい。コレクションしてもらえたら最高です。

 

本当は大作を作りたいのですが、今の工房がクローズになると無理なので、小物、中物で勝負になりそうです。

でも、手頃なら、逆に買ってもらえそうで、いいかも。コレクションもしやすいし。

とにかく、和のカラーが、研究課題になりそうです。