夏の京都

神社仏閣の集まっている場所は、たいていがパワースポットです。
特に、京都は最高のエネルギーを持ち、あそこへ行く度に、
自分が日本人で良かったと、必ず思い、また来ようと思うのです。
今年も、8月22日、23日、24日と、京都の『ウエスティン・都ホテル』に連泊しました。
22日は、お昼頃東京を出て、夕方近くに京都に着き、夏のお楽しみ、
貴船へと向かいました。夏の京都はとても暑いのですが、貴船は鞍馬の手前の山の上にあり、
川沿いで、10度近くも涼しいので、夏の涼をとりながら遊ぶ粋な場所です。
先ずは、『貴船神社』にお参り。水の神様で、私のエネルギーレベルに
ぴったりの場所なので、たっぷりとパワーをもらう事ができます。


この日は、この神社の向かい側にある、川床料理、『ひろや』を予約。


次々と運ばれてくる料理は、どれも涼しげな盛り付けで、目で楽しみながら味わえる、
会席料理の醍醐味を満喫です。


貴船の川床は、最近は『貴船』というオリジナルの純米吟醸酒がお勧めでどこでも頂け、
軽くて美味しく、どんな料理にも合う感じです。冷酒がお勧め、
所で、この『貴船』ですが、『キブネ』と読むのが正式です。でも、『貴船神社』は、
『キフネジンジャ』と言うのが正式です。ここは水の神様で、水が濁っては
いけないので、音も濁らせず、『キフネ』と言うのだそうです。素晴らしい清流の、パワースポットです。
翌日は『二条城』へ。



一切内部の撮影ができないのですが、御庭が美しく、写真OKなので、
助かります。ここでは、狩野派の襖絵を沢山見ました。
次に、国宝、『弥勒菩薩半跏思惟像』のある『広隆寺』へ。

ここで、すごい体験をします。弥勒菩薩のある場所の入口まで行くと、誰かが私を待っていたと
言っている気がしました。ふと見ると、もう、午後3時近くなのに、大輪の蓮の花が
一輪咲いています。

この花、私を迎えてくれたとわかりました。中へ入ると、『弥勒菩薩半跏思惟像』が。
もちろん撮影はできません。で、しばらくいて、蓮の花の方へ戻ってくると、なんと
花が散っていました。
以前、『安倍の清明神社』でも、奇妙な体験をした事があるのですが、波長の合う神社やお寺では、
必ず何かが起きます。私を待っていたと、印があるのです。とても嬉しい事です。
この日は、最後に龍安寺の石邸を見て、一旦ホテルに戻り、最後のお楽しみ、料亭『菊の井』へと向かいました。

この料理、ほおずきの中に、色々なお楽しみが入っているんです!小さなお寿司とか。
ミシュラン三つ星の実力。

これ、蓮の葉の上にお造りが乗っていて、更に、蓮の花びらが添えてあります。もう、芸術。

超薄張りの盃に、菊の井の紋。ガラスや陶器もほとんどオリジナルで、徹底したおもてなしぶり。
この冷酒は、菊の井さんのオリジナル大吟醸。もちろん、最高ですよ。
ああ、夏が終わったら、こうしてインスパイアされた感性で、ガラスを吹くぞ!すごい作品を
作ってやると、決心したのでした。